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中野富士見中学いじめ自殺事件 【NEVERまとめ記事より転載】

1986年に東京都中野区で起きた男子中学生の自殺事件である。
俗に「葬式ごっこ事件」とも言われ、学級担任がいじめに加担するなど
日本で初めていじめ自殺事件として社会的に注目された事件である。
父の故郷である岩手県の盛岡駅ビルのショッピングセンター地下のトイレで首を吊って死んでいるのを発見された。
床には「このままじゃ生き地獄になっちゃうよ」と記された遺書が残されていた。
男子生徒は、2年生に進級した後に級友グループから使い走りをやらされるようになった。
それが徐々にエスカレートし、日常的に暴行を受けるまでになった。
さらに、そのいじめグループらの主催によって学校でその男子生徒の「葬式ごっこ」が開かれることとなる。
少年の机を黒板の前に運び、机には少年の写真、牛乳瓶に水を入れて花をいけてミカンに線香を突き刺しライターで火を点けた。
さらに、このグループは色紙に「さようなら〜君」とフェルトペンで書き、
同級生らに名前やメッセージを書くことを強要した。

 

「葬式ごっこ」には担任教師ら4人が荷担し、寄せ書きを添えていた。
荷担の理由として「どっきりだから」といじめていたグループに説明されたから記載したと釈明した。
のちに担任教師らは保身のために、生徒らに対し自殺した生徒について口止めするように言っていたことも発覚。

 

・プロレスごっこの投げられ役
・学校の校庭で大声で歌を歌わせる
・使い走り
・顔にペンでヒゲを描かれた

 

この事件はマスメディアにより大々的に報道され、初めていじめ自殺事件がクローズアップされた事件でもある。
報道により学校や教師の自宅、いじめに荷担していた生徒の自宅に嫌がらせが発生した。
警視庁はいじめに荷担していた16人を傷害および暴行容疑で書類送検。
男子生徒の遺族が遺書で名指しされた生徒2名とその両親らと東京都と中野区に対し、損害賠償訴訟を起こす。
裁判所は被告らに1,150万円の賠償命令を下した。