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桐生市小学生いじめ自殺事件 日本のいじめ自殺事件まとめ 【NEVERまとめ記事より転載】

 

2010年、群馬県桐生市の小学6年生の女児が、同級生たちからの一年以上にもわたる執拗ないじめを苦にして自殺した事件。
女児は、母親へのプレゼントにするはずだった手編みのマフラーをカーテンレールにかけ首をつった状態で発見された。
いじめが始まったのは転校先の学校で母親がフィリピン人であることについてからかう言葉を浴びせられた。
彼女はいじめを訴えていたが、先生たちは「いじめというのはあなたのカン違いですよ」といって取り合わなかった。
6年生になってクラスが替わり、担任が交代するといじめはさらにエスカレートした。

 

・「汚い」「臭い」「近寄るな」「プールがばい菌で汚れる」など連日の罵詈雑言
・上履きに「うざい、死ね」などの落書き
・給食時に一人にさせられるなどの仲間はずれ

 

女児のクラスは、同級生の一人が「いじめの中心になる子が何人かいて、
「ほかの子は何をされるか分からないから逆らえない。クラスはバラバラ」と評するような深刻な混乱状態に陥った。
「お父さん、お母さん、転校したい」「どんな遠い学校でもいいから歩いて行く」と、女児は何度も両親にすがっていた。
10月の社会科の校外学習に出席した後、女児は二度と学校に行くことなく、自らの命を絶った。
2014年、前橋地方裁判所は学校側が適切な指導をしなかったため絶望的な状況に追い込まれたと指摘。
「自殺の原因は校長と担任教諭にある」と認定し、市と県に450万円の支払いを命じた。
母親がフィリピン人であることから始まったこのいじめによる事件は海外にも報道され、
日本の社会に潜む深刻な人種差別の実例として東南アジア諸国でも関心を呼んだ。